どうも、もてちん(@ MoteChiNvwvwvN)です。
わたしも2018年8月から運用しているアイネット証券のループイフダン。
FXは破産のイメージが強い人も多いと思いますが、実際はどうなのか?
確かにFXは投資というよりも投機になりますし、レバレッジをかけ過ぎて破産した人もいます。
YouTubeとかでも見かけますが、パチンコや競馬よりも危ない気がしますよね。
そんな中でも、FX自動売買は初心者でも利益を上げられる手段として人気がありますが、FXという2文字が入っているだけに怖いイメージは拭えません。
しかし、利益を上げられているのもまた事実です。
今回は、「FX自動売買に興味があるけど、結局どうなのよ?」という人のためにリスクや実績について公開していきます。
『始める前に最低限知っておくべきこと』から『FXのリスク』、『メリットとデメリット』、『運用実績』をひとまとめにしました。
結論から言うと、『自動売買とはいえリスクはつきもの』ということです。
このリスクを許容しFX自動売買を始めるか、堅実に他の手段を選ぶかはあなた次第です。

投資にリスクはつきものだけど、知らずに始めると対策すら立てられないしね
始める前に最低限知っておくべきこと
FX自体が初めてという人は色々と知っておいた方がいいことがあります。
リピート系FX自動売買とは?
まずは、リピート系FX自動売買とはなにか?について。
超簡単にざっくり言えば、下がったら買って上がったら売ってを自動注文してくれるシステムです。
詳細は公式サイトで画像付きで説明してくれているので、わかりやすいと思います。
リピート系FX自動売買の種類
次に、リピート系FX自動売買の種類について。
興味があって調べてみた人もいるでしょうが、色々とあって悩んでしまいますよね。
わたしが知っているだけでも、
- ループイフダン
- トラリピ
- トライオートFX
- トラッキングトレード
この4つが挙げられます。
各商品毎に特徴があり、好みによるところもありますが、初心者がまず始めようとするならば『ループイフダン』を推したいと思います。
実際にわたしも運用しているからというのが一番の理由ですが、ループイフダンは簡単な設定で初心者にも始めやすく、他社よりも手数料が安いというメリットがあるからです。
デメリットももちろんあって、細かい設定が出来ないというのが挙げられますが、正直初心者が細かい設定をできるほどの知識があるのかという話です。
細かい設定をして運用したい人は、『トラリピ 』をオススメしますが、口座開設はしたものの今のところ運用に至っていないのでそれほど詳しくないので公式サイトか他のブログを参考にして下さい。
わたしはループイフダンで経験を積んで細かい設定がしたくなったらトラリピに移ろうかなと考えていましたが、今のところループイフダンであまり不自由していないので継続中です。
なにより取引手数料が無料というメリットが大きいですしね。
FXは9割が退場する
通常、FXのトレードは自分の判断で買いと売りを入れますが、長年の経験者でも相場を正確に読むのは難しくごく一部の人しか生き残れない世界です。
それこそ、9割の人が退場する世界と言われています。
ではなぜあなたは、9割の人が退場するFXに興味をもったのか。
それはFX自動売買なら初心者でも勝てるという話を耳にしたからではないですか?
違ってたらすいません。
FX自動売買なら稼げる?
FXの世界は9割が退場と言いましたが、ループイフダンでは2018年上半期に80%以上の人が資産を増やしているという実績があります。
当然FXなので相場の急な変動によるリスクなんかもありますが、実際にFX初心者だったわたしがこの1年退場せずに利益を出しているのもまた事実です。
経験者でも難しいFXトレードを初心者がやろうとするのは無謀ではないかと思うでしょうが、自動で売り買いの注文を入れるのでチャートを読む必要がほとんどありません。
ループイフダンはシンプルな設計になっているので、初心者でもある程度理解できるようになればすぐに始められます。
まずはデモ取引から
初心者はまずデモ取引から始めてみるのがいいと思います。
何もわからなくて不安で動けずにいるくらいならデモ取引をやってみて経験を積んで勉強していった方がよほど身につきます。
そこで、感覚を掴んで自信が持てるようになったら本番に移行するのでも遅くはありません。
デモ取引はアイネット証券のデモ取引で簡単にできますのでぜひ検討してみてください。
もちろんデモ取引は完全無料で利用できますよ。

まずはデモで感覚を掴むのが一番。
初心者は画面に書いてある用語も意味わからなかったりするしね。
わたしも初めはググって調べてました。
デモ取引で慣れたら、まずは少額取引から
次に本番に移るわけですが、そこでも少額からスタートするのがいいでしょう。
なぜ少額から取引をするのかというと、デモと実践では緊張感が違うからです。
スロットをアプリでやるか、自分のお金でやるかくらい違います。
スロットやらないからよくわからないという人はスルーしてください。
要はお金を賭けるか賭けないかの違いです。
自分のお金を使ってやるとなると、稼いでいる時はつい欲が出て、損している時は不安から冷静な判断を失いがちになってしまうものです。
本番では少額から取引をして、まずメンタルを鍛えましょう。

本番だと根拠のない期待感とか不安とかが頭の中グルグルするしね。
ギャンブル経験者ならわかると思うけど。
スロットでも根拠のない期待から、大当たり終了後に下皿のメダルがなくなるまで打ち続けてたよ。

それ、ギャンブル向いてないんじゃないですか?
勝てなかったでしょ?

...うん。
まあ、そうね...
うん、なんかごめん。
FX自動売買のメリットとデメリット
運用をする上で知っておきたいメリットとデメリット。
当然どちらもあります。
デメリットのない運用があるのならすべての人が貯金ではなく、その運用をしているはずですしね。
まずは、メリットから見ていきましょう。
FX自動売買のメリット
・仕事中、睡眠中でも取引してくれる
・人の感情が介入しない
いつでも設定通りに取引してくれるというのは、自動売買の一番のウリです。
それこそお金に働いてもらっているような感覚で、勝手に稼いでくれます。
また、人の感情が介入しないメリットは、冷静なトレードができるという事です。
欲張る事も狼狽える事もなく、淡々とトレードをしてくれるというのは初心者にはありがたいです。
FX自動売買のデメリット
・始めの設定次第でロスカットの危険あり
・含み損ありきなので序盤は利益が出にくい
設定次第でロスカットになるおそれがあるというのは、ギリギリの資金でレバレッジの高い取引をしてしまった時です。
なんの事かさっぱりという人は、まず口座維持率を1,000%以上に設定を心掛けるといいと思います。
入金を多めにすれば口座維持率もその分上がります。
極端な事を言えば、口座維持率さえ高く設定しておけばほったらかしで運用する事も可能です。
「可能ではあるけれども最適ではない」と言ったほうが正しいですが、それは相場の動きによって買いと売りを切り替えるなどテクニックを使って運用した方が余計なポジションを持たなくて済むからです。
しかし、わたしは今のところ特に切り替えを必要とする場面にはきていないので、始めの設定からいじる事なく約1年運用できています。
今後どうなるかはわかりませんが、曲がりなりにも運用できていて利益も上げているというのが現実です。
例外として豪ドル/円の値幅を変更しましたが、それは運用自体の見直しだったので相場はあまり関係ありません。
次に、含み損ありきなので序盤は利益が出にくいというのもですが、これはリピート系FX自動売買の特性と言ってしまえばそれまでですが、仕方のないことです。
まずは仕入れて(含み損)、値上がりしたら売る(利益)。
その繰り返しなので、含み損がなければ利益も生まれることはありません。
しかし、相場が下落すると含み損も膨らむので一時的とはいえ利益以上になることもあります。
特に利益がほとんど積み重なっていない序盤ではそういった場面が多いです。
体感として1年目以降から含み損が利益を上回ることなく安定して稼げるのではないかなといった印象です。
まだ1年経ってないので実績でなく印象の話になってしまいますが。
最悪の事態を想定しておく
過去の歴史から最悪の事態を想定しておくことはとても重要です。
結局は自分が被害を被るわけですから、知りませんでしたでは済みません。
それは、損切りでもなければ強制ロスカットでもありません。
では最悪の事態とはなんでしょうか?
わたしが考える最悪の事態とは『追証』だと思っています。
追加証拠金の略で、ポジションに対する必要最低証拠金を下回った時に追加で入金しなくてはならないシステム。
要は借金ですね。
普通に運用する分には、証拠金が減ってきた時点で損切りや強制ロスカットになるので口座のお金がほぼなくなる事はあっても『追証』が発生して借金に至ることはありません。
『追証』は、急激なレート変動で強制決済が間に合わなかった時に発生します。
最近だと、2019年1月3日の『フラッシュクラッシュ』、2015年1月15日の『スイスフランショック』が挙げられます。
どちらも数分間での急激なレート変動で決済が間に合わずに『追証』が発生した人が続出しました。
急激なレート変動であっても強制ロスカットラインを割っていなければ持ち堪えることもできるんですが、『スイスフランショック』は20分ほどで3,000pips程も急落したため、対応出来きない人がほとんどでした。
20分間という短時間で41%もの急落だったので、強制ロスカットラインを大きく下回ったところで強制決済になってしまい『追証』が発生したようです。
常に41%の下落に耐えられる口座維持率で運用している人なんてそうそう居ないと思いますよ。
それこそ、そこまでの大金でちまちま運用するくらいなら株やってたほうが断然マシですからね。
2019年1月のフラッシュクラッシュはスイスフランショック程の変動ではなかったのだすが、『追証』を喰らった人はいたようです。

ほんと恐ろしいよね。
持ち金がなくなってショックなのに、そこで追い打ちで『追証』なんて発生したら立ち直れなそう。
しかも、短期トレードと違って自動売買はこのリスクと常に付き合わないとだからね。
ゼロカットシステムは国内FX業者では存在しない
この『追証』を回避するために『ゼロカットシステム』というものがあり、このシステムがあれば証拠金以上の借金が発生することはないんですが、残念ながら国内FX業者では実装されている所は現時点ではありません。
金融庁も借金が発生した場合、トレーダー側が負債を負うという決め事にしているので、わざわざゼロカットシステムを国内FX業者が実装するメリットがないのでしょう。
ゼロカットシステムが実装されない以上、わたしたちは『追証』のリスクを頭に入れて最悪まで想定した上で運用を考えていかなくてはならないです。
リスクとリターンを理解した上で運用を検討する
FXのリスクについて理解したかと思います。
軽い気持ちでちょっとやってみよう考えていた人もリスクの大きさにちょっと考え直している人もいるんじゃないですか?
わたしも色々知っていくうちにゾッとしました。
知って始めるのと知らずに始めるのでは取り組み方が変わってきます。
さすがに数分で41%もレートが変動するなんてこと、そうそう起きないだろうとは思いますが、可能性はゼロではないということを覚えておいたほうがいいでしょう。
知っていて回避できるようなものではないかもしれませんが、可能性として頭に入れておけばムチャな運用もしないで欲張り過ぎずうまいこと勝ち抜けることもできるかもしれないですからね。
わたしがFX自動売買をする理由
ここまでリスクについて触れてきましたが、それでもわたしが運用を続けている理由については万人に当てはまるものではないと思います。
一攫千金と言ったら語弊がありますが、インデックス投資では目標額に到底辿り着けないと感じたからです。
ある程度お金に余裕があって貯金よりは資産運用をしてみたいという人は、素直につみたてNISAやS&P500を買っていったほうがよほど安心して運用できると思います。
あとは、元々スロットなどギャンブル好きなのでインデックス投資をやりながら節約生活のみという生活が非常に退屈で仕方がなかったからです。
FX自動売買という新しい趣味を見つけ、スロットには全くと言っていいほど行かなくなりました。
使う金額でいったら十分節約効果を発揮しています。
スロットではほぼ負け続けでしたが、ループイフダンでは常に勝っているようなものですから。
まあ、スイスフランショックのような事が起きて追証が発生する事態になればまた話は変わってきますが、今のところ程よい刺激の中、充実した生活を送れています。

結局どこかで刺激を求めているのかも。
必要資金が多すぎて、どこかでリスクを取らないと無理ゲーだってのもあるけどね。
FX自動売買だけでは資産形成は難しい
わたしは、FX自動売買に全額BETしているわけでも、ループイフダン一本で運用しているわけでもありません。
あくまで、つみたてNISAをベースにインデックス投資メインで運用し、一部をFX自動売買で運用という形です。
諸々のリスクがある中、FXだけで資産を築くのは難しいと思います。
「一寸先は闇」ではないですが、いきなりスイスフランショックのような事も起こり得るので積み上げた利益と元本が一瞬で消えて借金すら背負う可能性もあると考えるとなかなかリスクが高いですしね。
そういった〇〇ショックのような暴落が頻繁に起きるのが為替相場です。
うまく立ち回れば大きな利益を出すのも可能ですが、相場を読むのは長年の経験者でも難しいと言われています。
しかも、FX自動売買では短期トレードと違い常にポジションを持っている状態なので、急激なレート変動の恐怖に晒されているようなものです。
短期トレードだったら寝る前にポジションを解消していれば、万が一睡眠中に急落が起きてもダメージはありません。
しかしFX自動売買の場合だと、起きたら強制ロスカットもしくは追証になっているという事も考えられます。
長期的に見て20年、30年と生き残れる保証はどこにもありません。
その対策として急落に耐えられるだけのお金を入れて口座維持率を高くしておくという手がありますが、そこまでの大金で運用をしていたら年利も相当下がるでしょうし、インデックス投資の平均値の年利3~4%を下回ってしまう気がします。
だったら素直にインデックス投資をしていた方がよっぽどいいですよ。

さすがにギャンブル好きでも一点賭けはできないよ。
家族がいなかったらわかんないけどね。
リスクを許容する割合も人それぞれだからよく考えてね。

出張先で無一文になりかけるくらいリスクかけてましたもんね、
スロットで。

あの時は独り身だったからセーフ。
下皿残り3枚からの大逆転だから問題なし。
結果が全て!
実績公開
ここまでリスクだなんだと言ってきてすっかりFX自動売買に興味がなくなってしまった人もいるでしょうが、それでも起きるかどうかもわからない○○ショックで追証を恐れるよりも稼ぎを優先したいという人のために実績を公開したいと思います。

散々リスクを挙げて脅かしといて、それでも始めようって人いますかね?

それでも知らずに始めるほど怖いもんはないからね。
知ってて教えないのは詐欺と変わらないから一通り説明したわけ。

どんな投資にも多かれ少なかれリスクはつきものですしね。

そうね。
リスクを知った上で自分の許容できるリスクを選んで運用してもらいたいものだね。
じゃ、実績公開するね。
2018年運用実績
2018年の運用実績です。
8月から豪ドル/円(AUD/JPY)の運用を開始しました。
12月に豪ドル/NZドル(AUD/NZD)の通貨ペアを追加しています。

2019年運用実績
2019年の運用実績です。
月次報告として月毎の記事になってしまいますが、ゆくゆくは1つの記事にまとめる予定です。





2018年から2019年にかけて波乱続きでした。
米国株式暴落やフラッシュクラッシュ、そして米中貿易摩擦の問題は未だ解決していません。
そんな中、運用実績を見てわかるようにコツコツと利益を上げ続けて現在に至ります。
スイスフランショックのような41%もの短時間でのレート変動も、ごく最近トレーダーの間で教訓として加えられたに過ぎません。
誰しも予想できなかったことが起きてしまったというわけです。
そうそう起こる事はないだろうと高を括るのは楽観的過ぎるかもしれませんが、多少賭けだろうと利率のいいFX自動売買で稼ごうという結論に至りました。
もちろん、ごく一部の資金での運用なのでそこまで生活も激変しませんが、FX自動売買の利益をつみたてNISAや株購入の足しにできたらいいなと思っています。
理想はFX自動売買の利益でつみたてNISAの月々の購入分くらい稼げるようになるのがいいんですけどね。

理想はつみたてNISA購入分の利益!
FX自動売買で年間40万円稼ぐってこと。
運用資金を増やす勇気がないから今は月1万円行くか行かないかです。
一番大事なのは資産管理
ループイフダンの運用実績を見てもらいましたが、FX自動売買をやる上で一番大切なのは資産管理です。
その中でも『口座維持率』が重要になってきます。
この口座維持率が100%を切ると自動的にロスカットされてしまいます。
口座維持率を高めに設定して大きなレート変動に耐えられるようにしておくようにしましょう。
かといって、多すぎる口座維持率は利益率を著しく低下します。
もしインデックス投資の平均的な利益率を下回るようなら個人的には「インデックス投資をしていた方がいいんじゃない?」って気がします。
口座維持率が少なすぎてもロスカットの危機に晒され続けることになるので、相場から目を離せなくなってしまい自動売買の意味があまりなくなってしまいます。
ちょうどいいバランスを自分で判断するのが大事です。
口座維持率 低すぎ ⇒ 「自動売買の意味なくね?」 ※バランスのいい口座維持率を設定しよう。

ちなみにわたしは、口座維持率を1,000%以上が目安です。
あとは、注文時の必要目安資金の1.5倍程度を入れるようにしてます。
暴落を耐える事が出来るラインを知っておく
運用開始時から暴落を想定した資金を投入するのもいいですが、スイスフランショックやフラッシュクラッシュのような短時間での急激なレート変動でない限り、だいたい数ヶ月間かけて下落が続きます。
その間に強制ロスカットされそうだったら、追加入金か損切りが必要になってきますが追加入金できる手持ちがあれば多少安心できますよね。
そのためにも自分が運用する通貨ペアの過去のチャートに目を通しておくのがいいです。



基本的な知識を身につける
誰しもみんな始めは初心者です。
裁量トレードと違い、FX自動売買ではそれほど専門知識がなくても運用はできてしまいますが、知っていた方がいいかなと思う事を記事にしています。
時間があったら目を通してみてください。


って何の単位?1pipsは何円?-160x90.png)


まだまだ勉強不足だけど、初心者にとってちょっとだけ先輩?の実績経験のあるわたしがアドバイスできるのはこんなもんです。
わたしの設定
ここで、わたしが実際に運用している通貨ペアと設定を公開します。
実績公開の度に設定も公開していますが、まとめという事で。
2018年12月から豪ドル/円(AUD/JPY)と豪ドル/NZドル(AUD/NZD)の2つの通貨ペアで運用をしています。
通貨ペアの選び方
初心者はまずどうやって通貨ペアを選べばいいのかすらわからないですよね。
答えは簡単。
『レンジ相場』になりやすい通貨ペアを選べばいいんです。
『レンジ相場』とは一定の範囲内で上下を繰り返す相場のことです。
対して、リーマンショックやフラッシュクラッシュのような一方向に突き進むのを『トレンド相場』と言います。
FX自動売買は買って売ってを繰り返すわけですから、レンジ相場が一番利益が出せる相場なんです。
そんな理由からわたしは、レンジ相場を形成しやすい豪ドル/円(AUD/JPY)と豪ドル/NZドル(AUD/NZD)の2つの通貨ペアを運用したってわけです。
最大ポジション数の決め方
次に『最大ポジション数』の決め方です。
これは多分正解はないのかなといった感じです。
それは、その人の許容できるリスクによって変わってくるからです。
最大ポジション数が少なければ、大きく下落した時に新規ポジション分の含み損は軽減されますがポジションを取らないという事は上昇した時に利益を得ることができないということなので機会損失になります。
逆に最大ポジション数が多ければ、新規ポジションを下落分買えますがその分含み損も大きくなるので証拠金も多く必要になってきますし、極端に多い最大ポジション数を設定していてもムダに必要目安資金が増えるだけで大暴落でも起きない限り機能しないのではないかということになってしまいます。
少なすぎ ⇒ 新規ポジション獲得の機会損失
多すぎ ⇒ 必要目安資金がムダに多い
(あくまで個人のリスク許容度による)
大暴落がすぐに起きないとも言えませんし、やはりその人のリスクの取り方次第って感じがしますね。
わたしは、運用する通貨ペアの過去のチャートから大体の高値と底値を見て、そこから値幅を決定します。
そこから過去の暴落を参考に入金額を多めに入れるといった感じですかね。
下の図を見てもらうと、豪ドル/円の暴落は20円前後で変動することが多いというのがわかると思います。
暴落では20円の変動でしたが、普段は10円くらいで見ておけばレンジ相場の中にいられるという判断から最大ポジション数を13に設定しています。

設定詳細
ループイフダンB80 (AUD/JPY)
- 取引数量 2000(2口)
- 最大ポジション数 13×2口分
- 損切りなし
- 必要目安資金227,760円 (113,880円×2口)※証拠金3,160円で計算
- 運用期間 2018年12月~
ループイフダンB40 (AUD/NZD)
- 取引数量 2000(2口)
- 最大ポジション数 13×2口分
- 損切りなし
- 必要目安資金135,800円 (67,900円×2口)※証拠金3,150円で計算
- 運用期間 2018年12月~
運用開始するタイミング
通貨ペアと最大ポジション数が決まったらさっそく運用を開始したいところですが、ベストなタイミングはいつでしょう。
もしレンジ相場の高値から運用を始めた場合だと、その後下落相場に転じて再び高値付近のポジションに到達するまで保有し続けなくてはならなくなってしまいます。
豪ドル/円のようなスワップ金利がプラスの通貨ペアだったら保有日数分のスワップ金利が付与されるので構わないのですが、スワップ金利がマイナスの通貨ペアの場合だと負担にしかなりません。
そういった意味でも、レンジ相場の中央値から運用を開始するのがベストです。
中央値を起点にポジションを展開できれば、一番行き来が多いラインなので決済も増えるはずです。
過去のチャートを参考に大体の中央値を見つけておきましょう。
これで運用を始める準備が整いました。
さいごに
実際にFX自動売買をしてみて知ったリスクや実績をまとめましたがどうでしたか?
リスクを考えた上で運用をしないのも、より高いリターンを求めて挑戦するのもあなたの運用方法次第です。
リーマンショック級の大きな暴落やスイスフランショックのような急激なレート変動がなければなんとか耐えられると考え、わたしは運用をしていますがそれ以上の出来事が起こらないとも言い切れません。
逆に起きるとも言えないので賭けといえば賭けですが、どう見るかですね。
仮想通貨にしても今後どうなるかわかりませんし、ワンチャン狙いでやっている人も多いでしょう。
わたしもその一人ですが、最悪無価値になる可能性も考えて少額での運用です。
要は、運用額かと思います。
最悪なくなっても生活維持が困難なほどぶっ込まない程度に始めるのがいいでしょう。
では。
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