【初心者向け】ループイフダン注文時の最大ポジション数の決め方

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ループイフダン

どうも、もてちん(@ MoteChiNvwvwvN)です。

 

ループイフダンで注文を入れる時に悩む事のひとつに【最大ポジション数】があると思います。

今回はどうやって【最大ポジション数】を決めればいいのかについてです。

 

 

やってはいけない事

 

まず初歩的な事ですが、注文時に表示される【最大ポジション数】をそのまま注文しないようにしましょう

あらかじめ【最大ポジション数】をいくつにするか決めた上での必要分の入金だった場合は問題ないかもしれませんが、そうでない場合は後悔することになるかもしれません。

下の画像は【最大ポジション数】の選択画面です。

 

 

初期値が『71』になっています。

この『71』という数字は新規注文可能額いっぱい使って持つことができる数字です。

推奨ポジション数というわけではないのでご注意ください。

このまま『確認』をクリックして次に進むと下の画像のように必要目安資金が2,781,780円と新規注文可能額いっぱい必要になります。

これでは他の通貨ペアを追加で注文しようにも更に入金しなくては注文すらできません

そもそもB100で最大ポジション数が71という事は71円の値動きに耐えられるという事です。

豪ドル/円の相場が今は79円ほどなので、8円になっても問題ない。

そこまで落ちるようならオーストラリアという国自体がどうにかなってしまいますし、普通に考えてここまでは必要ないです。

8円ってトルコリラ以下ですよ。

 

 

そんな初歩的なミスをしないためにも、注文を入れる前に自分自身で【最大ポジション数】をいくつに設定して運用するかを決める必要があります。

 

 

少なすぎる最大ポジション数のデメリット

 

最大ポジション数はどうやって決めればいいのか。

その人の運用スタイルによってこの数も変わってきます。

なぜなら、最大ポジション数を減らせば必要目安資金は少なく済みますが、仕掛ける範囲以上に相場が動いた時に機会損失になってしまうからです。

しかも『損切りあり』の設定だとしたら、想定範囲以上に相場が動くと一番遠いポジションが損切りされて追加ポジションを取る形になります。

損切りは文字通り損を確定するという事なので、少なすぎる最大ポジション数で『損切りあり』設定だと損失ばかりが増えていってしまいます

 

『損切りなし』にしていてもデメリットはあります。

最大ポジション数が少なすぎるという事は、取引できる幅が少ないという事です。

そこを抜けてしまったら、ただ相場が戻るのを待つしかできません。

スワップ金利がプラスだったら保有期間中でも稼げている事になりますが、マイナスだった場合はじわじわ資金が減っていくのと変わりません。

ループイフダンのようなリピート系FXをやるからには、しっかりとレンジ相場内で稼いでもらわなくてはやってる意味がないですよね。

 

 

多すぎる最大ポジション数のデメリット

 

次は最大ポジション数が多すぎる場合のデメリット。

これは入金額によっても変わってきますが、果たしてその最大ポジション数が選択した通貨ペアのレンジ相場内に収まっているかどうかです。

過去のチャートから大体のレンジ相場の値幅はわかります。

そのレンジ相場の枠を著しく超える最大ポジション数は、ポジションを買う事もないままずっと待機した状態です。

ムダに必要目安資金を上げているだけでお金を眠らせているのと変わりません。

リターン率もその分下がりますし、他の投資に振り分けた方がいいと個人的には思っています。

リーマンショック級の大暴落が来た時には本領発揮できるでしょうが、大暴落だって10年に1度くらいの頻度ですしあんなもんが毎年こられてはたまったもんじゃないです。

その時点で投資も資産運用も勧めたりしません。

 

 

最大ポジション数の決め方

 

バランスのいい最大ポジション数にしない場合のデメリットについては前述の通りですが、ではどうやって最大ポジション数を決めればいいのか。

参考にするのは過去のチャートです。

 

過去の変動幅を調べる

 

まず過去のチャートを見て、過去にどのくらいの値動きがあったのかを知る事から始めます。

 

 

上の画像は過去20年間の豪ドル/円(AUD/JPY)のチャートから変動幅をまとめたものです。

2008年のリーマンショックは今回は別物として除外します。

それでも変動幅20円クラスの値動きが割と頻繁に起きているのがわかります。

変動幅を目安にした場合、値幅設定は『20円』を目安にするべきという事になります。

 

 

レンジ相場を探す

 

次はレンジ相場を探します。

レンジ相場の高値、安値、中央値を把握しておくと運用を開始するタイミングや稼働を一旦停止する、買いから売りにシフト等様々な事に役立ちます。

 

 

ここでもリーマンショック時の変動は参考にならないので、無視します。

リーマンショック後の相場では73円から90円の範囲でレンジ相場を形成していることが多いという事がわかります。

このレンジ相場内で最大限ポジションをもって稼ぐには17円の値幅があればいいということです。

17円は1,700pips、ループイフダンB100(AUD/JPY)は100pipsずつのポジションなので【最大ポジション数】17で設定すればOKです。

 

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変動幅20円を考慮したポジションにする場合は、【最大ポジション数】20にしましょう。

 

アイネット証券の公式サイトにも変動幅や必要目安資金が載っているので参考にしてみてください。

むしろ公式サイトの方がわかりやすいかもしれません。

 

公式サイトの『目安資金表』を見て、なぜその数字になるのかとモヤモヤした時はこちらをどうぞ。

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まとめ

 

最大ポジション数の決め方についてでしたが、調べる事があり過ぎて大変でしたか?

でも、最初が肝心なのでしっかり把握しておくことをおすすめします。

しかし、初心者が一から全部自分で調べて決めるのも不安なところがあります。

自分の判断が本当に正しいかどうかも不安になることもあるでしょう。

そういった時は、同じ通貨ペアで運用している人のブログを見て設定を参考にするのもいいかと思います。

わたしのように実績も公開している人もいるので(実績公開がメインのブログが多いかな)、初心者はまず真似から入って慣れてきたら自分のスタイルでカスタマイズしていくというのも立派な運用方法です。

まずは参考にして、真似しながらどうしてその設定かを理解できるようにしていきましょう。

ということで初心者向けの『最大ポジション数の決め方』でした。

では。

 

 

 

大暴落にも耐えられる安心設定にしたいならこちらを参考に。

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