どうも、もてちん(@ MoteChiNvwvwvN)です。
ループイフダンを運用するにあたって、悩みの一つである『値幅の選択』。
結局どの値幅が一番稼げるのかがわからず、運用を始められない人もいるでしょう。
もちろん通貨ペアによっても最適な値幅は変わってきますが、豪ドル/NZドル (AUD/NZD)の通貨ペアを検証していきます。
今回は検証41~50週目の実績を比較していきます。
まだまだデータは少ないですが値幅選択の参考になればと思います。

早いものですね。
比較検証を始めてからもう50週ですか。
過去の検証記事はこちら。




FX自動売買のリスクについて
ループイフダンを含むリピート系FX自動売買に興味がある人は、まずFX自動売買のリスクについて知っておくことをおすすめします。
初心者が知らずに始めるほど恐ろしいものはありません。
簡単に始められる自動売買とはいえ、やってるのはFXです。
わたしの設定でも年利20%程度の見込み(含み損含まず)ですし、リターンには相応のリスクがつきものです。

このリスクを知って、それを許容できる人だけ運用しましょう。
B20 VS B40 実績比較検証
今回、本番口座でB40、デモ口座でB20を実際に運用して比較中です。
その時の相場の動きによっても利益が変わるので、同時進行のデータでなければ意味がないからです。
では詳細をご覧ください。
豪ドル/NZドル(AUD/NZD) 検証期間
2019年9月第2週から2019年11月第3週までの10週間
比較詳細
ループイフダンB20 (AUD/NZD)
- 取引数量 1000(1口)
- 最大ポジション数 26
- 損切りなし
ループイフダンB40 (AUD/NZD)
- 取引数量 2000(2口)
- 最大ポジション数 13×2口分
- 損切りなし
※同程度の資金での運用を考えた際の比較を想定しているので、B40を2口としました。

なるほど。
最大ポジション数を同じ数量になるようにして比較したわけね。

そうすれば必要目安資金も大体同じになるからね。

同じ運用資金でどちらがより稼げるのかを検証するのが目的なんだね。

どうせ同じ金額運用するなら稼げる方で運用したいしね。
しかも全く同じ相場の条件でやらないと意味がないから、デモと本番で比較しようってなったわけ。
豪ドル/NZD(AUD/NZD) チャート
2019年9月第2週から2019年11月第3週までの期間中の豪ドル/NZドル(AUD/NZD)のチャートです。

なんて言うのかな。
いい感じにレンジ相場になってるね。

後半の下落はちょっとびっくりしたけど、10週間を通して見ると元の位置に戻っただけで案ずることはないのかなって気がするね。
レンジ相場だね。
検証41~50週目実績詳細
決済予定損益 | 売買損益(週)※1 | 売買損益(累計)※1 ※2 | ||||
B20 | B40 | B20 | B40 | B20 | B40 | |
第41週 | -159円 | -422円 | +1,079円 | +2,401円 | +31,182円 | +35,507円 |
第42週 | -247円 | -533円 | +869円 | +1,243円 | +32,051円 | +36,750円 |
第43週 | -2,117円 | -2,694円 | +540円 | +541円 | +32,591円 | +37,291円 |
第44週 | -3,267円 | -3,932円 | +674円 | +541円 | +33,265円 | +37,832円 |
第45週 | -3,573円 | -4,407円 | +273円 | 0円 | +33,538円 | +37,832円 |
第46週 | -2,252円 | -2,857円 | +1,226円 | +1,636円 | +34,764円 | +39,468円 |
第47週 | -2,043円 | -2,365円 | +552円 | 0円 | +35,316円 | +39,468円 |
第48週 | -1,517円 | -1,966円 | +690円 | +1,104円 | +36,006円 | +40,572円 |
第49週 | -256円 | -222円 | +1,066円 | +1,113円 | +37,072円 | +41,685円 |
第50週 | -9,353円 | -8,780円 | +413円 | 0円 | +37,485円 | +41,685円 |
※1 スワップを含まない【売買損益】での表示
※2 検証第1週からの累計
検証期間50週の結果です。
『ループイフダンB20 (AUD/NZD)』
- 売買損益 +7,382円
- 累計損益 +37,485円
『ループイフダンB40 (AUD/NZD)』
- 売買損益 +8,579円
- 累計損益 +41,685円
B40の方が売買損益で+1,197円、累計損益で+4,200円多く稼げているという結果です。
決済予定損益(含み損)はほぼ同じくらいで推移していました。
今回の比較検証ではB40の圧勝という結果でしたね。
ただ、暴落時にはB20の方が含み損が多くなってくると思われるので、その点も踏まえて選んでください。
・含み損はどちらも大差ない
同じく豪ドル/円(AUD/JPY)の比較も同時に行っていますので、検討している方はどうぞ参考にしてみてください。
スワップ比較
次はスワップの比較をしてみましょう。
スワップ | ||
B20 | B40 | |
第41週 | -276円 | -396円 |
第42週 | 0円 | -2円 |
第43週 | 0円 | 0円 |
第44週 | +1円 | +2円 |
第45週 | +1円 | 0円 |
第46週 | +7円 | +10円 |
第47週 | 0円 | 0円 |
第48週 | +12円 | +8円 |
第49週 | +17円 | +19円 |
第50週 | 0円 | 0円 |
計 | -238円 | -359円 |
スワップはB40の方が-121円マイナスが多い結果でした。

44週目以降からスワップがプラスになってるのが嬉しいね。

そうなのよ!
買いスワップが最近プラスになってるから、以前より運用のデメリットがなくなったんだよね!
検証開始からの推移
検証開始からの50週間をグラフで見ていきます。
どちらもいいペースで利益を上げてますね。
どちらもいいペースなので、B20がB40を抜くこともないわけですね。
本番口座をB40にしておいてよかったー。
検証結果
検証50週間の結果として、『ループイフダンB40 (AUD/NZD)』で運用した方が利益が大きいという結果となりました。
- 含み損はほぼ同じ。
- 売買損益はB40が+1,197円多い。(41~50週の間)
- マイナススワップはB40が-121円多い。(41~50週の間)
現時点ではB20が勝っているのはスワップくらいです。
決済を多く、FXやってる感を存分に味わいたいという人はB20でもいいでしょう。
コアレンジャーと比較
トライオートFXのコアレンジャーは驚異的な利益率を上げているので既に運用している人や検討中の人もいると思います。
わたしも気になって仕方がないのですが、手数料がネックで今のところコアレンジャーの運用はしていません。
ループイフダンで事足りるならそれに越した事はないと。
しかし、シミュレーションを見ると2年間で+97.58%のリターンと、2年で元を取れてしまう驚異的なリターン率を叩き出しています。
かといって、トライオートETF のシミュレーションで学んだことですが、このリターン率を鵜呑みにしてはいけません。
なぜなら相場が動けばあっという間に表示されたリターン率も変化するからです。
トライオートETF の『ナスダック100トリプル ライジング』も運用開始時はそれは凄い数字でしたが、米国株式暴落の後はリターン率がぐっと下がってマイナスになっていました。
あくまで過去のデータを元にしたリターン率という事を忘れないようにしましょう。
先の事は誰にもわかりません。
では、ループイフダンB40(AUD/NZD)の30週間の実績を元にリターン率を出してみます。
必要な情報は運用資金と売買損益とスワップ。
下の条件での2019年4月23日の時点で必要目安資金は137,352円でした。
ループイフダンB40 (AUD/NZD)
- 取引数量 2000(2口)
- 最大ポジション数 13×2口分
- 損切りなし
売買損益は30週間で24,298円。
スワップ分の-2,244円を付け加えて22,054円。
30週を約6ヶ月として、2年間の数字が欲しいので4倍します。
そうすると、2年間の損益は+88,216円。
これらの数字から出したループイフダンの2年間のリターン率は【+64.22%】でした。
コアレンジャーと比較すると見劣りしますが、十分な結果ではないでしょうか。
とはいえ、机上の計算なのでこの通りいくとも限りませんし、著しく減少するか更に多くなるかはわかりません。
それでも、この30週間の運用は本当に上出来だったのがわかります。
この結果もあくまで参考までに、自分の選ぶ方で運用してみてください。
では。
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