どうも、もてちん(@ MoteChiNvwvwvN)です。
資産運用してますか?
資産運用に興味があっても2018年は不安になるニュースばかりで、手を出すのが怖いですよね。
今年の中頃に株を買った人は大体損してますし2018年は資産運用を始めるにはハードモードでした。

初心者がいきなりハードモードで利益を出せる保証もないですが、そもそもいつハードモードになるかはわかりません。
誰がここまで米国株式が暴落すると予測できたでしょうか。
リーマンショック級の下げだったらしいですよ。
そんな苦境の中、FX自動売買だけはコツコツと利益を上げていました。
それでも株につられて為替も下落していたので安全な資産運用というわけではありません。
そこでここだけ押さえておけば最悪な事態は避けられるであろうポイントと注意点をいくつかまとめてみました。
今回はわたしも運用しているFX自動売買のループイフダンを参考に説明していきます。
絶対負けない投資はない
まず最初に知っておいてもらいたいのは、『絶対負けない投資はない』ということです。
『絶対負けない投資』というものがあるとしたら、全員それを運用しているはずですよね。
銀行いらずです。
だからこそ負ける確率を減らしていくことが重要になってきます。
ループイフダンとは?
まずは今回参考にするFX自動売買のループイフダンについての説明です。
一言に言えば「通貨を安く買って高く売るを自動で取引してくれるシステム」です。
ループイフダン以外にもFX自動売買は証券会社ごとに存在しますが、なぜループイフダンかというと設定が初心者向けだからです。
にも関わらず、2018年上半期80%の利用者が利益を上げているので初めての投資としては申し分ないです。
しかし、残り20%の利用者が原本割れしているのも事実なのでそうならないために押さえるところはしっかりと押さえてリスクを極力減らす努力は必要です。
あと、初めは気にしないかもしれませんが、取引手数料無料というのも大きなメリットになっています。
長期に渡って運用していると無視できない額になってくるので大切な部分です。
ループイフダンについて詳しく知りたい方は公式HPで。
ループイフダンは設定が簡単と言いましたが、選択する項目は主に下の5点です。
① 運用する通貨ペア(米ドル/円や豪ドル/円など)を選択。
② 『買い』『売り』に選択。
③ 注文幅をどのくらいで運用するかを指定。
④ 損切り設定の「あり」「なし」の選択。
⑤ 取引数量の指定。
あとは十分な資金を入金するだけです。
公式サイトに『目安資金表』があるので、入金額を参考にしましょう。
『目安資金表』を見て、なぜこの金額になるのか疑問に思った人のために『目安資金表』の見方と計算方法もまとめてみました。

言われるがままに実行するのも抵抗があると思いますし、計算式が理解できるだけで頭の中がスッキリしますよね。
わからないまま言われたままというのが一番投資には危険な行動なので、なぜ?と感じたらすぐ調べるなどの癖をつけておくことが初心者には大事だと思います。
口座維持率を1,000%以上にする
ループイフダンを運用するにあたって始めに注意すべきは、十分な口座維持率で運用できているかという点です。
十分な口座維持率といっても実際何%を維持すればいいのかわからないと思います。
運用方法にもよりますが、初心者はまず口座維持率1,000%以上を目安に運用しましょう。
1,000%もあれば2019年1月3日に起きたフラッシュクラッシュにも耐える事ができます。
『フラッシュクラッシュ』とは、瞬間暴落の事です。
必殺技の名前ではありません。
1月3日早朝の数分間に起きた『フラッシュクラッシュ』では様々な通貨ペアが瞬間的に急落しました。
わたしが運用している豪ドル/円でも約6円程の急落です。
わたしも初めての体験でしたが、こういう事が起こりうるということを踏まえても余裕をもった口座維持率が必要だと考えています。
2019年を含めても2010年、2015年と過去に3回起きたフラッシュクラッシュですが、この3回を多いと見るか少ないと見るか。
フラッシュクラッシュ対策のために多めの資金で運用していては利益率が落ちてしまうと考える人もいると思います。
しかし、いつ起きるかわからなく、たった数分間の急落というシチュエーションではその値動きがフラッシュクラッシュだと気付いた時には既に追加入金も間に合わないでしょう。
初心者には即座に判断できないと思いますし、状況把握できた頃には強制ロスカットです。
例外なくわたしもそうなる自信があります。
初心者はまず利益よりも負ける確率を減らしていく対策を練って運用をしながら学んでいく事が大事です。
そのためにまずフラッシュクラッシュにも耐えられるような口座維持率を維持しておくというのが最優先です。
ここを耐える事ができればその後の相場の反発で大きな利益が出るので、美味しいです。
だからこそ口座維持率1,000%以上になるような資金で運用しましょう。
通貨ペアと値幅の選択は大事
口座維持率を高くしておけば強制ロスカットの心配はなくなりますが、通貨ペアと値幅の選択を適当に選んでしまうと思うように利益が出ない、口座維持率の下がり方が激しいなどの問題が出てきます。
通貨ペアの選び方
リピート系自動売買は相場が上下して利益を得るので、レンジ相場を形成しやすい通貨ペアを選ぶ必要があります。
通貨ペアを選ぶ時はチャートを確認するのが一番分かりやすいです。
ちなみにわたしは『豪ドル/円』の通貨ペアをメインに運用しています。
下の画像を見てもらうとわかりますが、レンジ相場を形成しているところが多いです。
また、リーマンショックの下落を見ると不安になるかもしれませんが、下がり始めてから下がりきるまで3ヶ月ほどかかっています。
ということはその間に稼働を一時ストップする、もしくは追加入金するなど対策を実行する猶予があるということです。
しかしさすがに40円以上の下落なのでここまでくると損切りも選択肢に入れたほうがよさそうです。
こうしてみるとフラッシュクラッシュがかわいく見えますね。
初心者は『米ドル/円』、『豪ドル/円』、『NZドル/豪ドル』の通貨ペア辺りから検討してみてはいかがでしょうか。
スワップ金利はいいですが『トルコリラ/円』は初心者向けではないのであまりすすめていません。
リスクを抑えるという点でも初心者が手を出してもどうかと。
下のチャートを見る限り相当なプラス要因がないと、ここから急上昇というのも想像つかないくらい下がり続けています。
値幅の決め方
次にB40、B100などの値幅を選ぶ基準です。
これがまた難しいのです。
今も本番とデモで検証中ですが、値幅をB20など狭くするとポジションが多くなり含み損も膨らみます。
逆にB100のように値幅を広くするとポジションが少なくなりますが、相場の動きによってはいつまでも決済されない状態になります。
どちらがいいかは相場次第になってしまいます。
また、値幅が狭いB20の方がポジション数が増えるため必要証拠金も多くなります。
まずは、運用する通貨ペアの過去のレンジ相場がどのくらいの値幅を行き来しているのかを調べてその範囲内の値幅を選択。
あとは、必要証拠金と運用資金を考慮した上で決定しましょう。
『豪ドル/円』を参考にすると想定する変動額が10円の場合、B10とB100では目安必要資金がB10が858,500円に対してB100が103,400円と755,100円の差があります。
ここまでの差があるので、自分の考える資金でどの値幅を運用できるかが肝心です。
最初に無理してギリギリの運用をしていては相場の変動で口座維持率が低下してしまった場合の追加入金もままならなくなってしまうので余裕をもった運用が望ましいです。
含み損がなくなったら稼働停止
これはあくまでわたしの考えですが、含み損がなくなったら一旦稼働停止して再スタートが無難です。
含み損がなくなったということは、自分が取引開始した位置よりも相場が上昇してポジションが解消されたということです。
そこから下落相場になる分には問題ありませんが、さらに上昇し続けるとポジションが高値の位置に引き上げられてしまうからです。
そこが想定するレンジ相場の中ならまだしもレンジ相場からでてしまっていると、最悪決済もされず下落時には含み損が膨れ上がってしまいます。
波に打ち上げられた貝殻のように高値という浜辺に置き去りです。
そうならないために含み損がなくなった時を目安に稼働を停止、しばらく様子を見て想定レンジ相場のベストなタイミングで再スタートするのがいいという案です。
含み損がなくなってポジションも解消ということは口座資金から入金額を引いた額が丸々利益なので気が楽です。
そこで次は違う通貨ペアを試してみるのもあり。値幅を変更するのもあり。
運用に区切りをつけるのにもいいタイミングです。
運用初期は利益<含み損になりがち
運用していると利益はあるが含み損を差し引くとほとんど利益がないというケースが多々あります。
運用初期には特にです。
リピート系FX自動売買は「通貨を安く買って高く売るを自動で取引してくれるシステム」という性質上、含み損がなければ利益も出ないので仕方ないといえばそれまでですが、初心者は聞いてた話と違うと思うこともあるでしょう。
現にわたしも半年近く運用して、実現利益(累計利益ー含み損=実現利益)が3万円程度でした。
2018年12月は下落相場が続いたため実現利益が-5万円という日もありました。
これは仕方ないと割り切るしかありません。
リピート系FX自動売買は短期トレードには向いていません。
時間をかけてコツコツ利益を上げて徐々に利益>含み損にしていく流れなので、運用初期は含み損を気にせずに長期目線で運用しましょう。
利益より含み損が多いとなんのために運用しているのかと不安になりますが、利益が含み損を上回った時は嬉しいものです。
「やっとスタート地点に立てたな」と。
だからこそ上昇相場での含み損、ポジション解消は最高の状態です。
ババ抜きで手持ちなしで上がって一勝負終えたのと同じ。
さいごに
去年はわたしもFX自動売買初心者だったので、気を付けてきた事や不安に感じた事をまとめてみました。
まだまだ勉強中の身ですが、これからFX自動売買を始めてみようかなと考えている人の参考になれば幸いです。
はじめは分からない事だらけでどれが正解かも分からないとは思いますが、お互いコツコツと資金を増やしていきましょう。
では。
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